トレーニング:みんな違ってみんないい part 2

バージョン 3

    皆様ご無沙汰しています。チェンジマネジメントチームの杉山です。ハロウィンも終わり、いよいよ秋ですね。 

    10月は研修や外部プレゼンテーションなどでせわしくしておりましたが、皆様はお元気でしょうか。

     

    研修といえば今回も前回のテーマに引き続き、チェンジマネジメントの4つ目の柱であるトレーニングについてお話させていただきます。

     

    組織内に新しいツールを導入するとなったらば、社員にそのツールの使い方や活用方法を知ってもらい実践してもらうためにトレーニングは不可欠です。チェンジマネジメントの中でのトレーニングの柱と、学習という行為については前回のポストで書かせていただいた通りですが、今回はそれらの情報を踏まえて、講師として効果的にトレーニングを作成・提供していくためのヒントをお送りします。

     

    五感を意識する

     

    学び方というのは様々あり、どんなスタイルが一番適しているかというのは人それぞれです。ゆえに、手法は様々引き出しを用意しておくとより多くの人に当てはめやすいと言えるでしょう。

     

    ではそこにどんな異なるスタイルがあるのかと考えるときには、「五感」を意識するとカテゴリ分けがしやすいと思います。

     

    学ぶために人は必ず五感を使います。そして、五感を使って学ぶときに、視覚・聴覚・感覚のどれを利用した時に一番情報が定着するのかというのは人によって異なると言われています。誰しも五感のうちのただ一つだけに依存するわけではないですが、何か画像を見たり、ものを読んだりすること(視覚)、講義などを聞くこと(聴覚)そして実践をすること(感覚)のどれかを意識的または無意識的に人は好むといいます。皆様はいかがでしょうか?(ちなみに私は視覚でものを覚えると確実に定着する傾向にあります!(`・ω・´)シャキーン)

     

    これをG Suiteの世界に適応させると、私達がお客様に違う種類のトレーニングをおすすめする理由が明らかになってくると思います。もちろん王道はレクチャーベースのトレーニングなのですが、他にも自分のペースで読めるトレーニングサイトや、見て聞ける動画、また実践しながら学べる G Suite Training などのサービスを駆使するという手もありますね。

     

    ではそのトレーニングを受ける側である社員の皆様に新しいことをより効果的に適応してもらい実践してもらうため、知識を最大限定着してもらうにはどうすればよいでしょうか?

     

    「学習の法則」を知ろう

     

    アメリカの教育学者、エドガー・デールが開発した「学習の法則」というものがあります。

    これを見ると、学ぶ方法によって得た知識の定着率が異なることがわかります。

     

    学んだことを定着させる一番の方法は、他の人にその知識を教えること。

     

    そのステップまでたどり着くことができると、学ぶ側は知識の 90% を定着させることができており、定着率が高いほど実践に繋がるということです。逆に、単純に物事を読むだけの学習を通すと知識の定着率は 10% にしか満たないといいます。なので意識すべきは、研修の際どのように学ぶ側に発言する機会や実践する機会を与えられるか、あとはその頻度をなるべく多くできるかというところ。例えば単純に情報を提供するだけでなく、受ける側に質問を投げかけてみてディスカッション方式で隣の人と話し合ってもらうだけでも、定着率はかなりアップするのではないでしょうか。

     

    繰り返しになりますが、トレーニングの最終目的は、対象となる生徒に新しいこと教えることはもとより、何かを教わった生徒が学んだことを適応したり実践したりすることです。そこに至るまでには生徒側の姿勢と努力ももちろん関係してきます。ですが、講師や内容を考える側がコントロールできることをいかに考え抜き、目的を達成するためにどんな内容、どんな手法でトレーニングを行うかということに焦点をあてていくことで、よりスムーズで効果的な導入を図ることができると思うのです。

     

    研修やトレーニングを控えているそこのあなた。もしよければ五感と学習の法則を取り入れたトレーニング、行ってみてくださいね!

     

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