社員を巻き込んで変革プロジェクトを成功へ導く part 1

バージョン 4

    皆様こんにちは。

    今年ももうすぐ半分・・・ここいらで新年の豊富を振り返って帯を締めなおしております( ー`дー´)キリッ

    チェンジマネジメントチームの杉山です。

     

    今回は変化プロジェクトを進める中で、社員を巻き込んだ取り組みをしていくことにいかに価値があるか、そしてどんな取り組みを行っていくのが効果的かを、2回にわたってお伝えしたいと思います。

     

    まず。

    人は自分が関わりを持ったものに対して、それを成功させたいという意思を持ちます。なぜかというと理由は簡単、その事柄の成功・失敗は、自分の価値にも紐付いてくるからです。これは企業の中で変化プロジェクトを遂行していく際に、必ず頭に入れておくべき事実です。

     

    よって、社員を巻き込む機会があればあるほど、社員に当事者意識が生まれる機会が増えます。そして当事者意識が生まれると、プロジェクトに対しての社員のコミットメントも高まり、結果反対勢力を最小限に抑え、成功させたいと思う社員を増やしながら効果的にプロジェクトを進めることができるのです。

     

    上記を裏付けるものとして、チェンジマネジメントの調査を主軸とする Prosci という企業のチェンマネやその成功の要因にまつわる興味深いリサーチに、ある統計が公開されています。変化プロジェクト成功要因の中に、「スポンサーシップ」、「チェンジマネジメントへの人員・コミュニケーションへの投資」と並んで、「社員のエンゲージメントと参加」がトップ5入りしているのです。

     

    マッキンゼーも同じく調査をおこなっていて、その中ではリーダーが現場の社員に当事者意識を持たせるような活動をしていくことで、変化プロジェクトの 70% は成功するという数値がでています。平均的な変化プロジェクトの成功率の 30% と比べるとその差は歴然です。

     

    私自身の経験でも上記は思い当たるところがあります。実際に社員を巻き込んだプロジェクトのほうがそうでないプロジェクトに比べてインパクトも成功も大きいですし、その巻き込む方法がなんであれ、社員との繋がりが存在することが大事で、それがあるかないかが成功の道への大きな岐路となると思っています。

     

    例えばプロジェクトに関するフィードバックやアイディアなどを募るのもひとつの「巻き込み」ですよね。人はみんな自分の意見を聞いてほしいしその意見を尊重をしてほしいものです。

    実は興味深いことに、大事なことはその意見を取り入れたかどうかという事実よりも、単純に社員が意見を出せて、聞いてもらえたかどうかだったりします。これを念頭に置きながらオススメするのは、いかなる変化プロジェクトでも常に社員の声を吸い上げられる媒体(チャネル)を設けておくことです。これは決して、言われたことをすべて取り入れる、ということではありません(さすがにそれは残念ながら不可能です)。重要なのは、意見を聞いてもらえるチャンスがきちんとある、と社員の皆様が実感できることなのです。

     

    ではどんなチャネルを設けたら良いかというと、いくつか方法があります。

    • アンケートフォーム
    • Google+ のアンケート機能
    • ご意見箱(デジタルではなくアナログのもの!)
    • 掲示板に付箋・ホワイトボードを設けて意見を募る
    • グーグルハングアウトや相談タイムを設ける


    そしてアンケートなどの設問は極めてシンプルにしておくことをオススメします。

    • 例)「プロジェクトXについてどう思いますか?」(1=聞いたこともありません。。、5=素晴らしい!)
    • 例)「意見やフィードバックがあればお聞かせください」(自由回答)


    第二回は、我々の経験上その他効果のあったエンゲージメント・巻き込みを高める活動を更に紹介させていただきます。お楽しみに!!

     

    バックナンバーはこちら!

     

    第一回: チェンジマネジメントとは?

    第二回: 導入効果を最大限に - チェンマネメソッド  part 1

    第三回: 導入効果を最大限に - チェンマネメソッド part 2

    第四回: インタビューシリーズ : Nobuyuki Abe - Customer Success and Partner Operations

    第五回:  チェンジマネジメントにおけるコミュニケーション part 1

    第六回: チェンジマネジメントにおけるコミュニケーション part 2

    第七回: 反対勢力と向き合う