チェンジマネジメントにおけるコミュニケーション part 2

バージョン 6

    皆様こんにちは。チェンジマネジメントチームの杉山です。

    前回は「チェンジマネジメントにおけるコミュニケーション part 1」をお送りし、変革プロジェクトにおけるコミュニケーションの目的とその重要度、そしてエレベーターピッチについてお伝えしました。

     

    今回はそれらのメッセージを、どうやって組織に届けていくかについて書かせていただきます。

     

    頭・心・足で、社員と繋がる

     

    社員の皆様へのコミュニケーションプランを練る際には、「頭(考え)・心(気持ち)・足(行動)」を重視して行うことを推奨しています。これは対個人でも、対組織でも適応できることです。

     

    • 頭(考え)・・・「なぜ」この変化が起こるのかという組織的な理由。
    • 心(気持ち)・・・個人にとってその変化がなにを意味するのか。
    • 足(行動)・・・その変化の中で社員が成功するために個人個人がどう動いていくべきか。(G Suite においては「トレーニング」や「サポート」がそれに相当します。)


    変革プロジェクトでよくあるのが、「頭」と「脚」についてのコミュニケーションは行えど、実は一番大事な「心(気持ち)」の部分が触れられていない、という事象です。
    「何か変化が起こる。」と言い渡された時、人は自然と自分への影響を一番に考えがちです。心(気持ち)で人と繋がるためには、「彼ら(社員)にとってのメリット」について考えることが実は近道です。

     

    では社員にとってのメリットってどうやって探していくのか。例えば、トランスフォーメーションワークショップなど直接社員との会話を通じて各グループにとって G Suite が活かせる場面を把握する、あるいはフォームを利用してアンケートを取るなど、手法はいくつかあります。これらを通して、新しいテクノロジーが社員がもたらすことができる良い変化を社員に共有し、組織が移行を決意した理由と、どのように変化に対応すれば良いのかという社員へのトレーニングやサポートの道筋を併せて提供することができれば完璧です。


    もう一つ忘れてはいけない重要なことは、コミュニケーションを「参加型」にすること。フォームや意見箱など、社員からの声を集める方法を作っておく、そしてその方法についてもちゃんと一緒にコミュニケーションすることです。集めた声はきちんとモニタリングをし、対応をしていくことも非常に大事です。例えその声がプラスなものではなかったとしても、フィードバックをくれた人に対しては感謝の意を示して、変革プロセスをより良い方向に持っていくことが、社員の当事者意識と取り組みへのエンゲージメントを向上させるのです。


    魅力的なコミュニケーションを


    我々は情報社会に暮らし、日々沢山の情報に囲まれています。変化プロジェクト等の取り組みを社員に認知してもらうためには何か飛び抜けたものが必要となります。このビデオは、「The Fun Theory」というグループが作成したものなのですが、「人は、楽しいこと・モノに集まる」というのを証明する素晴らしい映像だと思います。変革プロジェクトの中でコミュニケーションの材料を調合するときにはクリエイティブな一捻りをしてみてください。G Suite を利用いただいているお客様も素晴らしいアイディアを形にしています。皆様ももし事例があるようでしたらご紹介くださいね!


    さて、ここで変革プロジェクトで使える様々なツールやチャネルと使用例をご紹介します。ご参考にしてみてください。

     

    • ビデオ映像
      • 各部署のトップからの声を集めて編集。チームにとって参考となる使い方の紹介をしてもらう。
      • 既存のビデオ映像を駆使しない手はありません!使い方ガイドなどを必要に応じて利用。
    • ポスター
      • キャラクターとストーリーを構築してシリーズ仕立てに。
      • どこに貼るのかも視野に入れましょう。許されるのであればエレベーターの中やトイレの中等が意外と効果的!
    • ヒト
      • 管理職の方々にも声を届けていただきましょう。朝礼のときに一声だけ、変化とその影響について話してもらうだけでも違います。
      • エレベーターピッチを印刷したTシャツを作って着てもらうだけであら不思議、その人も歩く広告塔に。
    • チラシ
      • ただのチラシではありません。ラブレターの形にしてみたり、何かクリエイティブなものを社員の皆様のデスクに置いて認知度をアップ。
    • 食べ物
      • 色んな意味で、みんなが「くいつく」チャネル。カップケーキの上にメッセージ入りのプレートを置いてみたり、アイディアは様々。
    • いつものツール
      • 普段使いのEメール、社内報等も忘れないで。

     

    今回のまとめ

    コミュニケーションは変革の要と言っても過言ではありません。

    そして・・・過剰なコミュニケーションなんてものはありません! 

    周りを巻き込み、みんなの声を集め、「頭・心・足」で繋がるメッセージをクリエイティブな方法で拡散していきましょう。これはどんな変革プロジェクトのどんな過程でも適応可能です。G Suite 導入時でも、導入後の利用率アップ運動でも使えるものなので、色んな場面で参考にしてみてくださいね。

     

    バックナンバーもチェック!

     

    第一回: チェンジマネジメントとは?

    第二回: 導入効果を最大限に - チェンマネメソッド  part 1

    第三回: 導入効果を最大限に - チェンマネメソッド part 2

    第四回: インタビューシリーズ : Nobuyuki Abe - Customer Success and Partner Operations

    第五回: チェンジマネジメントにおけるコミュニケーション part 1